障害者雇用と一般雇用どちらがあなたに合っている?違いのまとめ

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障害を持って就職活動を行う上で、

「障害者雇用枠と一般採用枠、どちらを選べばいいんだろう?」

「そもそも障害者雇用枠と一般採用枠の違いはなんだろう」

「自分は障害者雇用枠で就職活動ができるのか?」など、悩みは多いです。

この記事では

  • 一般採用枠と障害者雇用枠の違いとは?
  • 就活で大切なことは
  • 障害者雇用はどんどん進んできている
  • 障害者雇用と一般採用の違いのまとめ

について解説していきます。

 

一般採用枠と障害者雇用枠の違いとは?

障害があっても就職して自立した生活をしたいと思っている方はおおいです。

しかし、就職を探そうにも、一般職だと働くことが困難な場合も多いでしょう。

障害を持つ方が就職するには、下記の2つの選択肢があります。

1:障害者雇用枠:身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の所有者向けの採用
2:一般採用枠:企業の応募条件さえ満たせば誰でも応募できる採用

の2つです。

日本には障害者雇用促進法があり、障害者が就職できるような環境を整えて就職を促すための法律です。

これを実現するために企業に一定数の障害者を雇用することが義務付けられているのです。

平成30年から雇用率は上がり、今までは50人以上の従業員がいる会社は一人以上の障害者を雇用しなければならないという義務でしたが、平成30年からは「4.5人以上いる会社は一人以上の障害者を雇用しなければならないと変わりました。割合が増えたのです。

こういったこともあり、大手企業は従業員数も多いので、その従業員数に対して2.3%雇い入れるとなると結構な人数を採用しなければなりません。ですので、障害者雇用枠なら、大手企業に就職することも夢ではありません。

また、障害者であることを前提として採用されているので、合理的配慮といって、他の職員と同じように働けるように障害を配慮してもらった上で働くことができます。

注意することは手帳を持っていないと応募できないことです。

一方で、一般採用で採用された場合、障害の配慮はなく、障害者雇用枠で就職した人よりも離職率も高いです。

障害者採用でも一般採用でも企業と話し合うことが必要

障害者雇用は障害者の自立を促すための法律です。

決められた障害者雇用率を下回れば「障害者雇用納付金」を収めなければなりません。

それでも、企業によっては障害者雇用が難しい職種もあります。

形だけ障害者雇用はしていても、うまく受け入れることができないという事例もあるでしょう。

ですので、障害者雇用は一般雇用枠よりも慎重にミスマッチを防ぎ、自分に合った職種を選ぶ必要があります。

それが早期離職の防止にもつながるのです。

障害者の方でも、一般採用枠を受けることはできます。

障害を隠して(クローズ)就活をすることはできるのです。

しかし、一般採用だと障害があることを伝えないので、合理的配慮もえられず、精神的に負担になることが多いです。

話し合うにしても、障害を隠して配慮してもらいたいことを伝えるのは難しいですね。

障害者雇用なら、障害をオープンにしているので、話し合いもしやすいです。

自分の障害の特性を理解してもらって、それに配慮してもらうことで長く勤めることが大切なのです。

一般採用枠で障害があることを伝えることで前向きに対応してくれるところもあるかもしれませんが、多くはありません。

もし障害を持っていても一般採用枠で働きたい方は、企業としっかり話し合う必要があります。

これを機会に、企業側も障害者雇用に対するイメージが変わるきっかけになるかもしれません。

 

障害者雇用はどんどん進んできている

障害者雇用促進法もあり、どんどん障害者雇用は進んでいるのですが、あなた自身が障害を持って就職することもイメージが湧かず、不安を持っているかもしれません。

しかし、厚生労働省の発表するデータでは、年々障害者の就職件数は増加しています。

一例を挙げると、平成18年のハローワーク経由での就職件数は、平成28年の112%増しです。休職件数も82%増えています。つまり、障害があっても仕事を探す人が10年前より増えていて、実際に就職した人数も増えているのです。

ハローワークや障害者就業支援センターなどいろいろな経路がありますが、障害者専用の就職エージェントも増えていて、そこから就職する方も増えています。

新卒でも対応してくれるところがあるので、一度登録してみることもお勧めします。

まとめ

この記事では

  • 一般採用枠と障害者雇用枠の違いとは?
  • 就活で大切なことは
  • 障害者雇用はどんどん進んできている
  • 障害者雇用と一般採用の違いのまとめ

について解説していきました。

障害者雇用はどんどん進んできています。

障害があるからと言って諦めず、自分にあった職場を探して働きましょう。

 

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