【障害者雇用】履歴書を正しく書く方法と提出方法は?

履歴書は、自分を知ってもらうために重要な書類です。

応募先の採用担当者は履歴書の内容をみて、採用、不採用を判断するため、審査書類として重要です。

この記事では

  • 履歴書は公式文書
  • 履歴書の用紙について
  • 履歴書作成のポイント
  • 志望動機の重要性
  • 提出方法

について解説していきます!

履歴書は公式文書

履歴書は企業が保管する公式文書になります。

ですので、嘘があってはいけません。職務経歴に空白があったとしても、適当に埋めたりしないでください。

本当のことを簡潔にわかりやすく記入することが大切です。

障害についての記入

障害についての記入は、障害を記載できる履歴書があればその用紙で書いたらいいのですが、なかなか売っていないので、職経歴書のように別紙に記入して提出しましょう。

各項目は以下の通りです。

・障害名
・障害者手帳の種類と等級、取得年月日
・得意な業務、苦手な業務
・企業や上司、同僚に配慮してほしい点
・就労に関して主治医の意見 など

履歴書の用紙について

「障害者求人応募専門履歴書」という、障害者専用の履歴書のフォーマットがあります。

正式な履歴書になっており、障がいを書く欄があるので、そちらに障害について記載するといいでしょう。

障害の内容や必要な配慮、また障害者手帳の等級などを書く欄が設けられています。

履歴書はA4サイズで統一されているので、A4で印刷しましょう。

履歴書作成のポイント

履歴書作成の注意点をお伝えします。

履歴書の年月日は提出する日付けを書きます。書類を書いた日ではありません。

年号は西暦か和暦を統一し、文体も統一しましょう。

略号を使用したり、省略してはいけません。

学校名や企業名、資格名なども正式な名称で記載します。略語は使わないようにしましょう。

学歴は中学校は書かなくていいです。高校卒業から書き始めましょう。

職歴は空白がない方がいいですが、治療中だったり、働けない時期があったのなら、それをしっかり説明しましょう。障害者枠での面接なら、それも理解してもらえるはずです。

職歴の記入が終わったら、次の行に「以上」と書きます。

資格の項目は、既に持っている資格の他に、今取得中の資格があれば取得中と書いておけばいいです。

手書きの場合

手書きの履歴書の場合は、必ず黒のボールペンか細身のサインペンなどを使用します。記入欄にいっぱい書くと読みにくいので、少し余裕を持たせながら書いて、楷書体で書きます。間違えて修正ペンなどは使用せず、できれば最初から書き直します。

ゆっくり綺麗な字で書きましょう。

パソコンで履歴書を作成する場合

近年では履歴書をパソコンで記入することも増えました。

先ほどご紹介した「障害者求人応募用履歴書」をダウンロードして、必要な項目を入力します。

入力ミスがないようにしっかり見直して、日付は提出する日にしましょう。

写真は画像データをいれるのではなく、きちんとプリントされた本物の写真を使用します。

何社か応募する場合は、同じものを使用してもいいのですが、志望動機や自己PRなどはそれぞれ書き直すようにします。

志望動機の重要性

志望動機は履歴書の中で最も重要です。

書く場合は企業研究をしっかり行い、自分がなぜこの会社を選んだのか熱量が伝わるように書きましょう。

企業の信念や仕事内容に自分はどれだけマッチしているか、就職したらどんなことがやりたいか、企業研究をした上で書くといいでしょう。

面接のときに面接官は履歴書を見ながら行うので、書いたことがわかるようにコピーをとっておいた方がいいでしょう。そのコピーを使って面接対策を行うことができます。

提出方法

応募書類を郵送で提出する場合、添え状をつけて送るのがマナーです。

添え状、履歴書、職務経歴書の順番で並べT4絵封筒に入れます。

郵送に使用する封筒は、応募書類に折り目がつかないように、「角2封筒」を使用するのが一般的です。封筒の色は白色にしましょう。

企業にはたくさんの郵便物が届くので、履歴書だとわかるように、表に赤字で「応募書類在中」と記入します。

会社名も「〇〇株式会社」か、「株式会社〇〇」なのか確認して、省略せずに書きましょう。

まとめ

この記事では

  • 履歴書は公式文書
  • 履歴書の用紙について
  • 履歴書作成のポイント
  • 志望動機の重要性
  • 提出方法

について解説していきました。

障害を持って就職する場合、障害者専用の履歴書を使うと障害の程度も書きやすくていいでしょう。

企業に自分の意欲が伝わるように、しっかり企業研究をして志望動機を記入しましょう。

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