【障害者雇用】職場でのコミュニケーションで気をつけることは?

障害者雇用で就職した場合、周りの人にも配慮してもらっています。

そのため、円滑な人間関係を育てる必要があります。

この記事では

  • 同僚との言葉遣い
  • プライベートな情報はどこまで話すか
  • 上司や先輩との接し方は?
  • お酒の席に誘われた場合

について解説していきます。

同僚との言葉遣い

同僚とは、自分に一番近い地位の方をいいます。車内でまず仲良くなるのは、同僚でしょう。

仕事はチームで行うものでもあるので、同僚の方と協力し合って仕事をおこなったり、するため、同僚と仲がよければ仕事場もたのしくなります。

しかし、ケジメは必要です。

学校やサークルではなく、職場なので、仲良しであっても仕事場では馴れ馴れしく友達関係で仕事をしてはいけません。

あくまでも職場であるということは忘れずに、仕事とプライベートは分けましょう。

また、同僚と話すときは相手が立っていれば自分も立って話しましょう。お互いの視線が合うことが大切です。

次に、集中したい時は有意義な対話の場を作るため、お互いの距離と位置の設定を考えましょう。

1mくらいでしょうか。最近では新型コロナの影響もあり、2mくらいの距離をとっているところもあります。

同期はライバル

話し方について今まで述べてきましたが、まずは自分の仕事を最優先しましょう。

仲良く話をするのもいいですが、しっかり自分の仕事をこなすことが必要です。

同期は仲良しなお友達ではありません。

悩み事など相談されることもありますが、まずは自分の仕事を優先します。相談が多く、自分のペースを守れないくらいなら、少し距離をおいて接していきましょう。

 

プライベートな情報はどこまで話すか

相手のことを知らないと相手の立場を考えた会話も難しいですし、日々の会話しにくくなります。

ある程度はプライベートなことは知っておくことが必要なので、情報収集はしましょう。

自分のことを知ってもらうには、まずは自分の障害についてしっかり理解してもらう必要があります。

人事部などから障害の種類や程度、合理的配慮について部署には説明がされていると思いますが、自分からも伝えましょう。

住所などを聞かれた時は、何区に住んでいるかとか広い範囲で伝え、電話番号やあまりにもプライベートなことを聞かれたら誤魔化しで伝えないようにしましょう。

逆に、自分も相手のことを聞きすぎてもいけません。

仲良くなって会話の中に出てきたら、さりげなく聞いて情報を集めていきましょう。

先輩・上司との関わり方

先輩・上司との関わり方は考えなければなりません。

先輩・上司との接し方のポイントとしては

  1. 先輩・上司の話は素直に聞く
  2. 距離感を考える

ということが大切です。

先輩・上司の話は素直に聞く

自分が入社したときには知識もありません。先輩が仕事を教えてくれるなどの時には素直に話を聞きましょう。

反論したりするのは論外です。先輩や上司に可愛くないと思われて仕事を教えてもらえなくなります。

先輩や上司は自分の仕事もありながら、時間を作り出して教えてくれるのです。

まずは素直に話を聞いて、教えてもらった通りに行っていくことが必要です。

指導されたように仕事をこなせるようになってきたら先輩や上司も好印象です。

先輩や上司は選べません。

中には人間的に尊敬できない方もいるでしょう。

それでも好き嫌いせず仕事はこなさないといけません。

指導されたことは行い、適度な距離をもって仕事をすることも大切です。

年下の先輩・上司の場合

社会人の場合、先輩が年下だったり、上司が年下の場合もあります。

年齢が上だからといって、タメ口を聞いたり、上から目線で接することは厳禁です。

年下だろうと立場は相手の方が上なので、立場をわきまえた態度で接しましょう。

会社にもよりますが、呼ぶときも「〇〇部長」「〇〇係長」などと役職をつけて呼びます。

年下だからといって、「〇〇さん」と呼ばないようにしましょう。

合わない人がいたら

仕事場はたくさんの人がいますから、合わない人も当然います。

合わない人のことを考えて落ち込むと精神的に良くありませんし、精神疾患がある人だとまた症状が重くなってしまいます。

「生きていくために働いているんだ。合わない人くらいいるわ」

と割り切って働くことも大切です。

割り切っても先輩や上司なら言葉使いには気をつけて、他の人に悪口などは言わないようにしましょう。どこでそれが本人の耳に入るかわかりません。

本当に辛くなった時には、苦手な上司以外に相談してみてもいいでしょう。

お酒の席に誘われた場合

日本では職場のコミュニケーションとして飲み会を開く傾向があります。

最近は参加したくない若い人も多いですが、お酒が入るとコミュニケーションが取りやすい傾向があります。

お酒の席をきっかけに仕事場の人と仲良くなれて、仕事がしやすくなったということもあります。

ですので、全く参加しないというのはもったいないです。

最初は参加して、あとは参加したくなかったら3回に1回くらいは参加するのもいいでしょう。

飲み会に参加する時は飲みすぎて潰れることがないようにしましょう。一応職場の上司もいるわけですから、しっかり自己管理は行い、次の日の仕事に支障がないようにしましょう。

まとめ

この記事では

  • 同僚との言葉遣い
  • プライベートな情報はどこまで話すか
  • 上司や先輩との接し方は?
  • お酒の席に誘われた場合

について解説していきました。

職場のコミュニケーションは大切です。

精神疾患を持っている人は無理のないようにして、苦痛が生じるようなことがあれば対策を上司と話し合いましょう。

 

 

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