面接では自分のことを語るシーンがどうしても出てきます。
そのとき、一人称はどうしたらいいのでしょう。
女性の場合は『わたくし』と使用すると問題はないのですが、男性はどうしたらいいのでしょうか。
この記事では、
- 採用担当者に好印象を与える一人称とは
- 就活で適切な一人称とは
- 就活では一人称『僕』は不適切
- その他の就活での不適切な一人称
について解説します。
採用担当者に好印象を与える一人称とは
面接では自分のことを語らねばなりません。
そのとき、自分のことをどのように言ったらいいのでしょう。
基本的で重要なことは一人称の使い方です。
一人称とは、自分のことをどのように呼ぶのかと言うのかということです。
男性なら、『僕』『私』『俺』などがあります。
採用担当者は細かいところまで見ています。
つまり、正しい一人称を使えなければ、印象が悪くなってしまうのです。
それでは、正しい一人称の使い方を解説していきます。
就活で適切な一人称とは
就活において、またが就活以外でもビジネスマナーとして適切な一人称は1つだけです。
一人称は『私』が適切
ビジネスシーンで最も適している一人称は『私』です。
採用担当者は就活している方がビジネスマナーや社会人としての一般常識を持ち合わせているかどうか見ています。
しっかり『私』という一人称を使用し、ビジネスマナーも知っているということを知ってもらいましょう。
『私』の読み方は『わたし』と『わたくし』がありますが、『わたくし』という方がより正式な場に適しており、失礼がありません。
就活では一人称『僕』は不適切
多くの男性が普段から使っている『僕』は就活には不適切です。
なぜなら、『僕』は自分と同等か、それ以下の目下の人に対して使うものとされているためです。
ですので、面接で『僕』を使ってしまうと失礼に当たるでしょう。
また、この『僕』という一人称は幼いイメージを与えてしまいます。
『僕』という一人称は親しい友達だけにしておきましょう。
男性でも、『私』を使用するようにしましょう。
その他の就活での不適切な一人称
そのほかに不適切な一人称がありますので、ご紹介します。
一人称が『俺』
『僕』ついで不適切なものは『俺』です。
もちろん就活の場で使用してはいけません。
『俺』は目下か対等な立場の人に使うものですが、ビジネスシーンには不適切です。
普段から使っている人は気を抜くと出てしまうので、普段から気をつけるといいでしょう。
一人称が『自分』
一人称が『自分』も使っている人がいます。
とくに体育会系の方で使っている人が多いので、これは失礼に当たらないと思っている人もいるのではないでしょうか。
しかし、面接では『自分』という一人称は不適切です。
また、この『自分』という言葉は、関西地方などでは『あなた』『お前』を意味することがあります。
失礼に値するので、こう言った誤解を防ぐためにも『自分』を使うのは避けましょう。
一人称が『自分の名前』
一人称として自分の名前や愛称を使っている方もいるかもしれませんが、当然ビジネスシーンでは不適切です。
もし普段一人称で名前を使用している人は、面接で不意に出ないように、普段から『私』に変えておくといいでしょう。
まとめ
この記事では、
- 採用担当者に好印象を与える一人称とは
- 就活で適切な一人称とは
- 就活では一人称『僕』は不適切
- その他の就活での不適切な一人称
について解説しました。
一人称は面接において重要です。
普段からビジネスシーンに不適切な一人称を使用している方は、就活をしている時は『私』を使うことに慣れておくといいでしょう。
いきなり面接で『わたくし』とはなかなか出ないので、面接の練習の時にも意識して使いましょう。
