就活中はスーツで面接に行くことがほとんどです。
面接官は質問するだけではなく、身なりも細かくチェックしています。
髭や髪型、爪など、体に関しては見られると想像できますので、自分でも熱心にチェックすると思うのですが、スーツのポケットまでは想像が及ばないのではないでしょうか?
この記事では
- スーツのポケットの種類とマナー
- 就活中のスーツのポケットについて気をつけたいこと
- ポケットが縫い付けられているのはなぜ
について解説します。
スーツのポケットの種類とマナー
スーツには、ジャケットのおなか部分についているポケットを含め、胸ポケット、スボンのポケットなど、さまざまなポケットがついています。
何気なく携帯電話やボールペンなど物を入れているかもしれませんが、スーツのポケットにはマナーがあります。
正しいスーツのポケットを学んで、面接で失敗しない様にしましょう。
ジャケットのおなか部分のポケットのマナーは?
ジャケットのおなか部分についている蓋つきのポケットにはマナーがあります。
ジャケットの蓋つきポケットの蓋を「フラップ」というのですが、フラップは雨や埃がポケットの中に入らないようにつけられているものです。
外にいる時はフラップは出して埃などが入らないようにして使用します。逆に屋内に入ったら埃や雨が入ることはないのでフラップはポケットの中にしまっておきます。
それでは、面接の時はどうしたらいいでしょうか。
面接は室内で行われますよね。ということは、フラップはポケットの中にしまっておくのが正解です。
ジャケットの胸ポケットには何も入れない
胸ポケットにもマナーがあって、結婚式などフォーマルな場やビジネスシーンではポケットチーフを入れることもありますが、就活では入れません。
中にはボールペンなどの筆記用具を入れている方もいますが、ポケットはポケットチーフを入れるものなので、ボールペンを入れるのはマナー違反となります。
ポケットチーフは面接時は入れないので、ポケットはからにしておきましょう。
ズボンのポケットも空にしよう
ズボンのポケットも空のほうがいいでしょう。
物を入れているとスタイルが崩れる可能性があります。
そもそもスーツのポケットは何も入れないのがルールとして存在します。
ポケットに物がいっぱい詰まっているとみっともないですし、スーツの形も崩れてしまいます。
ポケットは空にして、ハンカチなどはカバンに入れておきましょう。
就活中のスーツのポケットについて気をつけたいこと
就活生は清潔感も大切です。スーツのポケットがいっぱいで形が崩れていると印象は悪くなります。
就活時のスーツのポケットについて、マナーをまとめておきましょう。
ポケットには物を入れない
先ほど述べたように、スーツのポケットに物がいっぱい入っていたら印象も悪いですし、スーツの形も崩れます。
また、メモ帳や携帯電話を入れておくと突然糸がほつれてしまったり、ジャケット全体のシルエットが崩れます。
ですので、ポケットには何も入れません。
ハンカチなど、どうしてもポケットに入れておきたい場合は内ポケットに入れましょう。内ポケットは頑丈に作られていますし、シルエットに影響が少ないです。
しかし、入れるのはハンカチのような薄いものだけにしましょう。
スーツのポケットには手を加えない
面接前にポケットの破れやほつれがわかったとしても、変にいじらないようにしましょう。手を加えると余計ほつれや破れがひどくなってしまうことがあります。
もしそのようなことがあったら、クリーニングなどで直してもらうことも可能です。
服のリメイクを行っている店でも直してもらえることがあります。
破れやほつれを見つけたらすぐ修理に出す
スーツのポケットに手を入れる癖のある人は、ポケットに穴が空きやすいです。生地も伸びますし、形が崩れてしまいます。
そもそもスーツのポケットに手を入れるのはマナー違反です。
先ほどから言っている様にポケットには何も入れないのがルールですし、なによりポケットに手を入れている姿は格好悪いです。
ポケットに手を入れることのない様にしましょう。
フラップは外では出し、屋内ではしまう
先ほど述べたフラップは、屋外では雨や埃が入らないように出して、屋内に入ったらポケットの中にしまいます。
面接の時はフラップは中に入れておくのがマナーですから、忘れないようにしまいましょう。
ポケットが縫い付けられているのはなぜ
初めてスーツを購入した時は、ポケットやベント(チャケットの腰部の切れ目)は縫い合わされていることが多いです。これはスーツの形を綺麗に保つために行われていることです。
忘れないように外しておきましょう。
まとめ
この記事では
- スーツのポケットの種類とマナー
- 就活中のスーツのポケットについて気をつけたいこと
- ポケットが縫い付けられているのはなぜ
について解説しました。
スーツのポケットには何も入れず、面接に挑みましょう。
ポケットの蓋の出し入れも忘れないように気をつけてください。