障害を持つ方がどうやって仕事を探したらいいのかわからない方が多いです。
障害者雇用を目指す方は一般の求人とどのように違うのでしょうか。
この記事では、障がいを持った人が自分にあった仕事探しができる方法をお伝えします。
この記事では、
- 企業説明会に参加する
- インターンシップへの参加
- 就職を支援する障害者専門就活エージェントを利用する
について解説していきます。
企業説明会に参加する
企業説明会とは、企業が自社の事業内容や規模、沿革、事業の組織構造などの基本情報とともに各部署の業務内容などについて解説してくれる説明会です。
複数の企業が一堂に介して説明会を行う場合を「合同説明会」といい、一つの企業が自社のオフィスなどで開催する説明会を「単独会社説明会」といいます。
企業説明会には障害者専門就職エージェントが開催している障害者雇用を目的とした障害者向けのものもあります。
障害者向けの企業説明会では、どのような配慮をしているか、どんな障がいを持た人を採用しているか、障がいを持って働いている先輩社員の話を聞けることがあります。
一般の説明会では聞くことができない障害者の待遇なども聞けるので、ぜひ参加したいところです。
障害者雇用の説明会は決して多くはないのですが、会社説明会が開催されるピークの時期の12月や1月の間であれば他の時期より多いです。情報を逃さないようにしましょう。
障害者専門就職エージェントの開催する説明会はサイトに載っていることもあります。
リコモスなどのエージェントは登録していると求人を紹介してくれたり、履歴書やエントリーシートの添削など受けられるエージェントもありますので、登録してみるとでしょう。
また、障害者向けの会社説明会を行っていない企業でも、障がいを持つ人がその会社に就職をすることを希望していると問い合わせすると、個別に対応してくれることもあります。
ですので、障害者雇用の説明会がないとあきらめずに、一度問い合わせをしてみるといいでしょう。
インターンシップへの参加
インターンシップとは、「学生が企業などで実習または研修的に就業体験を行う制度」のことです。
インターンシップはその会社で働く体験をすることが目的なので、報酬は発生しないか、発生しても少額です。
インターンシップ制度には大きく分けて２つの種類があります。
その２つとは、企業が用意したプログラムを受けるものと、現場に出て一般社員の方と一緒に働く実践型があります。
どちらも短いもので1週間程度、長いもので3ヶ月以上になることもあります。
この制度を利用することで、企業研究ができるのはもちろん、その業界が自分に合っているか、今後の課題は何かを知ることができます。
障害者採用のインターンシップもあり、実際に障害者雇用で働いている方の実態が見えますので、自分が働くことをイメージしやすいです。
実際に企業に行くと、バリアフリーになっているかや、他の障害に対してどの様に配慮しているかわかります。
企業によっては障害者雇用を求人していてもしっかり配慮できていないこともあります。
ですので、実際に企業でインターンシップをして現状を把握することをおすすめします。
就職を支援する就活エージェントを利用する
就活支援エージェントとは、専門の就職コンサルタントが就職活動をサポートしてくれるサービスのことです。
リコモスなどの障害者雇用専門の就職エージェントは、障害者雇用のノウハウを持っています。
様々な相談にも乗っているので、ぜひ登録していただければと思います。
障害者専用就職エージェントは障害を持つ人が就職活動をどのように進めれないいかわからないといった人に向いています。
障害者向けの就活エージェントは、障害者手帳を持っているか、もしくは申請中の人にサービスを提供しています。
その人にあった会社を紹介してくれますし、就職活動中にも援助してくれるので、心強いと思います。
登録は無料なので、ぜひ何社か登録してみましょう。その中から自分に合ったエージェントを利用するといいでしょう。
まとめ
この記事では、
- インターンシップへの参加
- 企業説明会に参加する
- 就職を支援する就活エージェントを利用する
について解説していきました。
インターンシップや企業説明会には積極的に参加しましょう。
障害者採用向けのものもありますので、企業に問い合わせるといいでしょう。
