障害をもちながら働いている人はたくさんいらっしゃいます。精神障害、知的障害、身体障害、発達障害、さまざまな障害が世の中にはありますが、それぞれみなさん合理的配慮を受けながら
障害者雇用は今後もっと増えていきます。
雇用実態はどうなっているのでしょうか?
この記事では
- 障害者の雇用実態
- 効率のいい求人の探し方
- 正社員のメリットデメリットは?
について解説します。
障害者の雇用実態
障害者の雇用実態はどうなっているのでしょうか
平成30年度障害者雇用実態調査結果を参考に見てみると、
身体障害者は雇用されている人数は42万人に対し、正社員は52%、
知的障害の方は18万9000人のうち、正社員の割合は19.8%
精神障害者の方は20万に対して正社員は25.5%
発達障害の方は3万9000人にたいして22.7%
となっており、身体障害者は正社員登用も多いようですが、知的障害や精神障害、発達障害は20%前後しか正社員にはなっていないようです。
障害者雇用は最初は契約社員のことが多く、企業によっては契約社員から正社員登用しています。
評価の基準も一般採用の人と同じであることがおおく、正社員の道はなかなか厳しいです。
社風に合わせて仕事に真剣に取り組めば可能性はあります。
しかし、知的障害や精神障害、発達障害の方は安定して40時間働けない方もいるので、なかなか正社員になるのは厳しいという現状があります。
効率のいい求人の探し方
仕事を探すのは、ハローワークなどいろいろありますが、一番効率が良いのは、障害者専門就職エージェントに登録してサポートを受けることです。
どんな障害があるのか、障害特性を把握した上であなたに合った仕事を紹介してくれるでしょう。
面接日なども手配してくれるので、障害を持っていても求人活動がしやすいです。
正社員で働くことのメリットでメリットは?
障害を持っている人が正社員になるのは、最初契約社員で入って努力して評価された場合が多いですが、どのようなメリットがあるのでしょうか。
正社員のメリット
メリットとしては一番はボーナスがあることです。
ボーナスで年収は大きく変わります。
契約社員でもボーナスを出してくれるところもありますが、額は正社員より低いことがほとんどです。
ほかに、昇進・昇格を目指せるということです。
キャリアや能力に応じてやりがいのある大きな仕事を任され、収入も昇進に応じて上がります。
福利厚生も充実して、家賃補助や各種手当、健康保険や厚生年金などもあるので、老後も安心です。
正社員で働くデメリット
正社員で働くことのデメリットは、転勤や移動がある可能性があることす。転勤になると環境も変わり、障害を持っている人には負担が大きいです。
また、残業も増える可能性があります。しかし、障害を持っているということで、免除されることもありますが、多少は覚悟が必要でしょう。
そして、週40時間勤務は必須になるでしょう。精神的に不安定な方はそれも負担になってしまうことが考えられます。
まとめ
この記事では
- 障害者の雇用実態
- 効率のいい求人の探し方
- 正社員のメリットデメリットは?
について解説しました。
効率の良い求人の探し方は、障害者専門就職エージェントに登録するだけで解決します。
障害者雇用を目指している人は、エージェントに登録してみてください。